キヤノンITSとクレオがBPM製品で連携--ドキュメント処理の自動化を推進

ZDNET Japan Staff

2012-09-24 17:37

 キヤノンITソリューションとクレオネットワークスは9月24日、BPM統合ソリューションを11月1日から共同で提供することを発表した。キヤノンが強みを持つイメージング処理技術と、クレオネットワークスの業務プロセス管理(BPM)製品を組み合わせ、手作業に頼っていたドキュメント処理業務の自動化と、業務プロセスの可視化を融合させる。第1弾の製品として「BizOne商談プロセス管理SFA+ドキュメント管理オプション」を提供する。

 イメージング機器と基幹系および情報系システムを連携させるキヤノンITソリューションのSOA基盤「Enterprise Imaging Platform」と、クレオネットワークスのBPM基盤「BizPlatform」を統合し、ソリューション化する。

 両社では従来、提案書、見積書、注文書、契約書などのドキュメント処理業務は、ファイリングや電子化などを手作業に頼っており業務プロセスを標準化できておらず、ビジネスのスピード化と精度向上に課題があったとする。今回発表したBPMソリューションは、ドキュメント処理業務の自動化と人的な業務プロセスの可視化を融合することで、業務全体のスピード化と精度向上をシームレスかつ低コストで実現するものだとしている。

 クレオネットワークスのBizPlatformは、人的な業務プロセスのシステム化をユーザー自身がノンプログラミングで設定できるBPM基盤。これをベースに、業務別BPMツールの「BizOne」を提供している。今回、Enterprise Imaging Platformによるドキュメント管理製品との連携オプションを開発。その製品の第1弾として「BizOne商談プロセス管理SFA+ドキュメント管理オプション」をリリースする。

 BizOne商談プロセス管理SFA+ドキュメント管理オプションの価格は480万円(税別)から。そのほか、年額84万円(税別)の年間保守サービスも提供する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. クラウドコンピューティング

    Snowflakeを例に徹底解説!迅速&柔軟な企業経営に欠かせない、データ統合基盤活用のポイント

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]