AWS、アプリケーションライフサイクル管理ツール「OpsWorks」--Chefを利用

田中好伸 (編集部) 2013年02月20日 16時03分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Amazon Web Services(AWS)は米国時間2月19日、アプリケーションライフサイクル管理ツール「AWS OpsWorks」を発表した。利用に追加料金はかからない。東京リージョンを含むすべてのリージョンで利用できる。

 OpsWorksは、プロビジョニングや設定管理、実装、監視とアクセス制御などアプリケーションをライフサイクル全体で自動的に管理できるようになる。管理ツールの「AWS Management Console」上で数回クリックして起動でき、開発者はアプリケーションのモデリングや実装、拡張、保守に必要とされるすべての作業を統合管理できるようになると説明している。

 従来のアプリケーション管理は複雑で時間がかかるといわれている。そのため開発者はツールを自作せざるを得なかったとも指摘されている。AWSは、OpsWorksについて柔軟で自動化されたソリューションであるとメリットを説明している。

 OpsWorksはさまざまなアプリケーションのアーキテクチャに対応、同時にスクリプトでインストールできるソフトウェアにも対応しているという。オープンソースのシステム統合フレームワーク「Chef」を利用しており、開発者は現状のレシピやコミュニティが作成した設定を利用できる。Chefは、注目を集めつつある「DevOps」の代表的ツールとみられている。

 OpsWorksのユーザーはアプリケーションを効率的に管理するために、イベント駆動型の設定システムと実装ツールを利用できる。カスタマイズ可能な実装、パッチ管理、オートスケーリング、自動修復に対応するとしている。アプリケーションは設定を更新しボタンをクリックするだけでアップデートでき、ルーティンワークの時間を削減できると説明している。

 AWSは、AWS上のリソースを管理し、より優れたツールとアプリケーション実装の自動化サービスがほしいというユーザーの声に応えるために、自動化ツール「AWS Elastic Beanstalk」を2011年1月から提供している。また、ユーザーが活用しているAWSリソースを収集して、順序よく予測できる形でプロビジョニングするツールとして「AWS CloudFormation」を2011年2月から提供している。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算