NEC、同社製メインフレーム「ACOS-4」専用ストレージ--SSDを全面採用

田中好伸 (編集部)

2013-03-19 17:37

 NECは3月19日、同社製メインフレーム「ACOS-4」シリーズの専用ストレージ「iStorage A5000」の販売を開始した。記憶媒体にソリッドステートドライブ(SSD)を全面採用している。税別の月額レンタル価格は207万円から。3月29日からの出荷を予定している。

 iStorage A5000はマルチコアプロセッサや6Gbpsのインターフェースなどを採用。SSDを記憶媒体に採用することで従来機の「iStorage A4900」の装置性能が最大3倍に向上したという。2012年6月から提供されているメインフレーム「i-PX9800」のチャネル転送能力に対応し、800MB/Sのホストチャンネル接続にサポートする。


 部品点数を削減することで、装置そのものの信頼性が向上しているという。独自アーキテクチャで、キャッシュメモリの故障時でも、冗長性を維持しながら高速レスポンスを実現したと説明。メインフレームで初めて、ドライブ部を三重化し、二重故障でも救済できるトリプルミラーを採用している。高いデータ可用性が実現しているとメリットを強調している。

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