IBM Pulse:“破壊的な”技術の進化でITインフラは最適化を迫られている

大河原克行 2013年05月24日 15時43分

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 日本IBMは5月24日、東京・芝公園のザ・プリンス パークタワー東京でイベント「Pulse Japan 2013」と「IBM セキュリティー・コンファレンス 2013」を開催した。

 「クラウドコンピューティングを中心としたITの最適化」「モバイルデバイスを含むエンドポイント管理」「企業資産・社会インフラ管理」「セキュリティ」の4つをテーマにITを取り巻く最新動向などに関する講演が行われた。


Vivek Mahajan氏

IBMはクラウドのすべてを提供する

 冒頭に挨拶した日本IBM ソフトウェア事業担当 専務執行役員のVivek Mahajan氏は「日本IBMは、企業や社会の変革を支援することが最大の役割である。今、IBMに期待されているのはソフトウェアとハードウェアを含めた最新技術の提供、新たなビジネスと新たな市場を作ること、そして、グローバル化を支援することである」と切り出した。

 そして「これらに共通している言葉がイノベーションである。それを実現するためにIBMはミドルウェアやソーシャル、ビッグデータ、モバイル、クラウドといったところに徹底的に力を入れ、世界中のインフラを最適化することを支援する」とMahajan氏は主張した。

 「クラウドは実践段階に入り始めている。そうした中でIBMはIaaS、PaaS、SaaSのすべてを提供し、パブリッククラウドもプライベートクラウドも提供している。これがIBMの強みである」(Mahajan氏)


高瀬正子氏

インフラの最適化がなぜ必要なのか

 基調講演では、日本IBMのソフトウェア事業クラウド&スマーター・インフラストラクチャー事業部 事業部長 高瀬正子氏が「進化したテクノロジーが実現する、インフラのスマートな最適化」をテーマに講演。高瀬氏は「ITを取り巻く環境は今、ターニングポイントにある」と切り出し、「これまでの物理的ITインフラは、情報システム部門がしっかりと管理してきており、取り巻く環境に変化がなければ、これまでの技術のままでも大丈夫だろう」とこれまでを振り返った。

 だが、高瀬氏は現在のIT環境が変化しているとし、「今やワークロードの62%がクラウドに移行しており、日本でも30%の企業がクラウドを適用している。パブリッククラウドをどう使うかではなく、プライベートクラウドの活用、それらを連動させた利用について関心が高まっている」と現実解としてのハイブリッドクラウドを解説した。

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