日本CAは7月9日、Linux向けデータ保護ソフトウェアの新版「CA ARCserve D2D r16.5 for Linux」を発表した。税別の参考価格は1サーバあたり10万円から。7月22日から出荷する。
ARCserve D2D for Linuxは、Linuxサーバをデータやシステムを含め多全体をディスクにバックアップ、リストアする。新版では、任意の時点の復旧ポイントからファイルレベルでリストアできる。変更のあったブロックだけをバックアップすることで、保護対象のサーバの負荷を軽減しつつ、バックアップにかかる時間を短縮して、ストレージの使用量を抑制できるという。
物理マシンと同様の操作で仮想マシンも保護できるようになっている。物理マシンと仮想マシンが混在する環境で、効率化とコスト削減を同時に実行できる単一の技術と説明する。ファイルやフォルダ単位できめ細かくリストアできることに加えて、OSやデータを一度に迅速に復旧できる“ベアメタル復旧”の機能も提供される。