SBI証券、アクセス解析に「Adobe Analytics」--レポーティングを自動化へ

田中好伸 (編集部)

2013-08-01 16:37

 SBI証券はウェブアクセス解析ツール「Adobe Analytics」を導入した。アドビシステムズが7月31日に発表した。

 SBI証券はオンライン証券取引のほかに投資信託、外国債券、外国為替証拠金取引(FX)などを取り扱うオンライン専業証券会社。ウェブサイトの効果を測定するため、独自にアクセスを解析していた。より深い解析に適したデータを取得、集計するとともにレポーティングを進化させる必要があると判断した。

 同社は2012年8月にウェブアクセス解析ツールとして「Adobe SiteCatalyst」を導入、計測を開始した。分析機能をより強化したAdobe Analyticsを導入している。ウェブサイト分析に必要なデータの収集、レポーティング業務の自動化、担当部門間での分析データ活用や共有を進めて、ウェブサイトの最適化に向けてスピーディーにPDCAサイクルを回していく方針と説明している。

 導入を支援したソフトバンク・テクノロジーは導入時に、ウェブコンサルティングサービス「SIGNAL」で収集したデータの有効な活用方法を提案、全社展開でも支援している。ソフトバンク・テクノロジーは分析レポートの自動配信で可視化の促進、データに基づいたウェブマーケティングでのPDCAサイクルを浸透させて、SBI証券でAdobe Analyticsが共通のデータ基盤になるよう推進していくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]