2013年のIT市場は横ばい--スマホ関連はピークアウト、仮想化が進展

山田竜司 (編集部) 2013年11月07日 14時54分

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 IDC Japanは11月7日、2013~2017年の国内製品別IT市場予測を発表した。2013年の国内IT市場の規模は前年比0.1%増の13兆8288億円を見込んでいる。国内IT市場は2012~2017年に年平均成長率が0.2%で推移し、2017年には13兆9690億 円になると予測している。

 2013年の国内IT市場の内訳は、ハードウェア市場が前年比2.8%減の6兆3220億円、ITサービス市場は同2.8%増の5兆95億円、パッケージソフトウェア市場は同4.3%増の2兆4974億円になると見込んでいる。

 ITに通信サービスを加えた国内ICT市場の2013年は前年比0.2%増の25兆1890億円を見込む。市場の年平均成長率は0.4%減、国内ICT市場は、2012~2017年の年平均成長率が0.4%減とし、2017年には24兆6871億円になると予測する。予測は直近の4~6月の実績や景気動向などをもとにした。

 IDCは、2013年の国内IT市場が横ばいとなる背景として、マイナス要因とプラス要因が混在していることを挙げた。マイナス要因は、2012年の成長をけん引したスマートフォン市場がピークを過ぎたこと、通信事業者によるLTEサービス向けの投資が2012年へ前倒されたこと、家庭向けPC市場の落ち込みなど。プラス要因として、仮想化の進展でソフトウェアやストレージの各市場が成長したことを指摘した。

 同社は、2012~2013年の国内ICT市場は、クラウド化とスマートデバイスの普及が進んだものの、世界と比較して遅れており、その差が開いていく傾向にあると説明。「ITベンダーはクラウド、モビリティ、ビッグデータ、ソーシャル関連という“第3のプラットフォーム”を提案するべき」と指摘している。


2012~2017年の国内製品別IT市場実績と予測

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