編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」

日本HP、統合管理ソフトウェア「OneView」--温度や電源、結線の状態まで可視化 - (page 2)

齋藤公二 (インサイト)

2013-11-21 18:56

 時間を短縮できたのは、サーバファームウェアの更新、BIOSの設定、管理プロセッサの特定といった作業だ。これまで手作業で行わざるをえなかったこうしたハードウェアにかかわる設定作業をテンプレートで自動化できたことが大きいという。

 (3)のAPIを使った連携や管理は、運用管理ツール群「VMware vCenter」やIaaS構築管理ソフトウェア「OpenStack」との連携、REST APIのサポートなどだ。vCenterとの連携では、OneViewが取得できるハードウェア情報やアラートなどを「vSphere Web Client」内に表示するといったことが可能だ。「KVM」や「Hyper-V」といったVMware以外の仮想化環境の管理ツールにも今後対応していく。

 OpenStackとの連携では、OpenStackベースの「HP CloudSystem」でクラウド環境の統合管理を可能にする予定という。REST APIサポートでは「限定的なものではなく、GUI上でできるすべての操作についてAPI経由で制御できるようになっている」(中井氏)ことが大きな特徴だ。

 このため、外部ツールを使った自動処理も容易にできるようになっている。実際、先行して利用している顧客のケースでは、コールセンターシステムをデータセンター12拠点に構築する際に、66日かかっていたデプロイ作業をわずか1日で完了させることができたという。「従来は2拠点へのデプロイだけで11日かかっていたが、テンプレートとAPI経由のジョブスクリプトを使って作業全体を自動化し、劇的な効果を得た」(中井氏)

 OneViewの価格は、1サーバライセンス(3年間で24時間365日サポート付き)の場合で14万3850円。既存のInsight Softwareからのアップグレードの場合で9万2400円。VMware上で稼働する仮想アプライアンスとして提供される。将来的には、他プラットフォームへの対応や物理アプライアンスでの提供も予定している。


「Map View」機能でITリソースの構成を確認できる

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    Google Cloudセキュリティ基盤ガイド、設計から運用までのポイントを網羅

  2. セキュリティ

    仮想化・自動化を活用して次世代データセンターを構築したJR東日本情報システム

  3. ビジネスアプリケーション

    スモールスタート思考で業務を改善! 「社内DX」推進のためのキホンを知る

  4. セキュリティ

    Emotetへの感染を導く攻撃メールが多数報告!侵入を前提に対応するEDRの導入が有力な解決策に

  5. セキュリティ

    偽装ウイルスを見抜けず水際対策の重要性を痛感!竹中工務店が実施した2万台のPCを守る方法とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]