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17歳で起業した若者がレンタカー業界に挑む--空港に止めた車を貸し出す「FlightCar」

Conner Forrest (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2014-03-05 07:30

 米国の多くの大都市では、空港の駐車場に車を止めることは、市街地の駐車場に止めるのと同じようなものだ。空きを見つけるのが難しく、料金は恐ろしく高い。さらに不在中、車はそこに置きっ放しで、持ち主が戻るまではそのままだ。

 カーシェアリングの新興企業、FlightCarは、不在中に駐車中の車をほかの旅行者に貸し出すことによって、その車から安全に収益を上げる方法を提供している。すべてのレンタルには100万ドルまでの保険が付く。また、レンタル車の利用者は、借りた車を酷使して映画「ワイルド・スピード」のまね事をしようとするような人物ではないことが、事前に確認されている。


FlightCarのウェブサイト
提供:FlightCar

 自分の車をレンタルに提供すると、FlightCarの用意した駐車場に無料で駐車することができる。そこで担当チームがiPadで利用者のチェックインを処理した後、空港まで車で連れて行ってくれる。不在中に車が貸し出されると、1マイルあたり20セントを受け取ることができる。FlightCarの最高経営責任者(CEO)であるRujul Zaparde氏は、持ち主が戻ってきたときの手順を次のように説明している。

 「戻ったら、車の所有者は1-866-FLIGHTCARに電話するか、ウェブアプリを利用して、迎えの車を呼ぶ。当社は市内タクシーを送り、空港の歩道で持ち主を拾う。持ち主が当社の駐車場に着いたときには、彼らの車は洗車され、清掃された状態になっており、さらに車がレンタルされていた場合には、持ち主はメールで小切手を受け取る。車がレンタルされたかどうかにかかわらず、駐車料、洗車代、清掃代は無料だ」

 ドライバーが拾いに来るのを待てない場合は、自分でタクシーを拾ってFlightCarの駐車場まで来れば、その費用は払い戻してもらえる。FlightCarは、これまでのところ大事故には遭遇していないが、車が事故に巻き込まれた場合は、会社が保険会社に連絡を取り、所有者の許可を得て、旅行から戻るまでに車を修理しておくことを目指す。もし顧客が戻るまでに修理が終わらなければ、代車が提供される。

 同社はこれまで、1万3000人の顧客から、600万ドルを売り上げている。

若さの力

 Zaparde氏は、ホームシェアリングサイトのairbnbに関する記事を読んで、FlightCarのアイデアを思いついた。同氏は、家を共同利用してもいいという人がいるのであれば、車も共同利用してもよいと思うかも知れないと考えた。同氏は後に共同設立者となるKevin Petrovic氏に話を持ちかけ、FlightCarが誕生した。

 面白いのは、この会社を始めたとき、この共同設立者たちはまだ車を借りられる年齢にもなっていなかったということだ。Zaparde氏は、会社を始めたとき、まだ17歳だった。2人は正式な資金調達の前に、シンシナティのBranderyが提供している新興企業支援プログラムと、ベンチャーキャピタルであるY Combinatorを利用している。同社の現在の投資企業には、Brandery、Y Combinator、General Catalyst、SoftBank Capital、Ryan Seacrest、Ashton Kutcher、SV Angel、Erik Blachfordなどが含まれている。

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