DeNA、グローバルでの財務と人事基盤をクラウドERPで統一

山田竜司 (編集部) 2014年05月16日 14時45分

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 ディー・エヌ・エー(DeNA)は、財務会計と人事システムに多国籍企業向けのクラウドERP「NetSuite OneWorld」を採用し、グローバル展開を強化している。ネットスイートが5月16日に発表した。

 DeNAは、モバイルゲーム、eコマースなどのインターネットサービスを中心にさまざまな事業を展開しており、サービスを次々と立ち上げ、世界10カ国に拠点を設置、グローバルでの事業を推進している。

 拠点間の統一基盤としてOneWorldを採用した背景について、経営情報を迅速に共有し、グローバルで柔軟に事業展開拡大に対応できる会計や人事など業務基盤を構築する必要があったことを挙げた。一方、なるべく業務をシンプルにしていくためのオペレーションの効率化も求められていたと説明する。

 DeNAでは当初、グループの共通業務基盤の基礎となる人事管理システムの導入を優先していたが、重要視していた条件は、業務体制の変化に迅速に対応できる点や日本国内だけではなく海外のグループ会社も使える共通のサービスとして使える点だった。グローバルでの迅速な展開と財務会計との連携が可能なことを理由に、OneWorldを採用した。

 グループ共通の人事管理システムの導入後、DeNAでは一般会計と債権債務の管理システムを導入、この2月から国内のグループ数社を皮切りに本格稼動を開始した。その結果、一元化された業務プロセスを構築できたと説明する。

 導入により、グローバルで従事する2000人の社員の基礎情報や入退社異動をすべてリアルタイムで把握できるようになった。これにより、例えば人事データを基にグローバルで同じ基準での横断的な原価計算ができるようになり、自社で開発するソフトの原価を自動的に算出することが可能となった。さらにDeNAが提供するゲームタイトル別の収益やキャッシュベースの原価を迅速に把握できる点を評価しているとした。

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