丸紅は、モバイルと社内SNSで完結するクラウドプラットフォーム「Salesforce1」を導入した。セールスフォース・ドットコムが6月5日に発表した。
引合情報システムを刷新して、顧客管理や活動履歴管理、関連文書の共有にSalesforce1を活用した。Salesforce1の特長であるモバイルへの対応で出張先や外出先からでも容易に最新の業務情報が確認できるようになった。
既存システムでは数カ月かかった開発が。Salesforce1ではほぼ数日で構築でき、市場の要求に迅速に対応できるとともに、実質的な構築コストの削減にもつながっているという。
丸紅では、5月中旬から情報企画部でのSalesforce1の導入を進めており、名刺情報の迅速な共有や管理、部門間での競合の解消やコラボレーションの強化など、業務のスピードアップに向けて、柔軟性と多様な業務に対応できるSalesforce1の活用を広げていく方針としている。