CoreOSの開発チームが米国時間7月25日、CoreOSの安定版「CoreOS 367.1.0」をリリースしたことを発表した。
CoreOSは、データセンターやクラウドで活用できるOSとして設計されたLinuxディストリビューション。Linuxのメモリ要求を低減するだけでなく、すべてのアプリケーションが「Docker」コンテナ内で実行される。コンテナは、OSのカーネル部分を共有するようになっているため、ハイパーバイザよりもずっと軽量かつ効率的に動作する。
安定版リリースチャネルで公開しているCoreOS 367.1.0には以下が含まれている。
Linux 3.15.2 Docker 1.0.1 「Rackspace Cloud」や「Amazon EC2」(ハードウェア支援仮想マシン(HVM)を含む)、「Google Compute Engine」など、主要なクラウドプロバイダーの製品すべてをサポート 「CoreOS Managed Linux」による商用サポート
今回公開した安定版は、安定版のetcdとfleetを含んでおらず、基本となるOSとDocker 1.0のみを目標としたものであるという。etcdとfleetの安定版は今後のリリースでサポートされる。