Oracleは米国時間7月31日、クラウドサービスを利用した顧客サービスとフィールドサービスの取りまとめに特化した企業であるTOA Technologiesを買収すると発表した。
TOAのテクノロジは、受付センターからのフィールドサービス要求を監視し、利用可能な時間と在庫水準を連絡するために要員計画担当者と連携するというものだ。同社は年間で1億2000万件以上のサービス依頼を取り扱っており、DISH NetworkやHome Depot、Vodafoneなどを顧客として抱えている。
OracleはTOAのソリューションを、自社の顧客エクスペリエンスの一環となっている「Oracle Service Cloud」に統合するとともに、ERPアプリ群にも統合する計画だと述べている。なお、買収契約の詳細については明らかにされていない。TOAは2003年に創業し、オハイオ州に拠点を置いている。

TOAの主力製品群
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。