アップル、「iCloud」のセキュリティを強化--2段階認証を導入

Seth Rosenblatt (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2014-09-18 09:26

 Appleが「iCloud」のセキュリティを強化した。同サービスを利用する著名人のアカウントが不正にアクセスされた事件が大きく報じられたことを受け、同社最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は、対策を強化することを約束していた。

 MacRumors.comによると、Appleは米国時間9月16日、iCloudの2段階認証をひそかに再度有効にしたという。同機能は当初テストされていたものの、6月に無効化されていた。

 iCloudの2段階認証では、ログイン時に、「iOS」端末に送信されるワンタイムコードの入力が求められる。電子メールはユーザーがログインしようとした時に送信され、iCloudに誰かがアクセスしようとしていることを利用者に通知する手段としても機能する。「Find My Phone」サービスは例外で、同サービスには「Apple ID」認証情報のみでアクセスできる。端末がどこにあるか分からない時に、ユーザーはランダムに生成された2つめのログインコードを受信することができないからだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]