キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は10月1日、法人向けゲートウェイ製品としてセキュリティソフトウェア「ESET Web Security for Linux」の販売を開始した。税別の希望小売価格は、保護対象となるPCとサーバの台数ごとに1ライセンスとし、企業向け50~99ライセンスで1ライセンスあたり新規が年間2360円、更新が年間1650円などとなっている。
ESET Web Security for Linuxは、HTTPとFTPの通信経路上でプロキシサーバとして動作し、既知と未知のウイルスやワーム、トロイの木馬、スパイウェアなどの脅威からシステムを保護する。新種や亜種のウイルス検出に優れているESETのヒューリスティック技術を実装。同技術のエンジンを搭載している従来製品は、第三者機関からウイルス検出力について評価を受けているという。
ESET Web Security for Linuxの概要(キヤノンITS提供)
サポートするOSはRed Hat Enterprise Linux 5.x/6.x、SUSE Linux Enterprise 10/11 SP1まで、CentOS 5.x/6.x。ハイパーバイザは、VMware ESX/ESXi 4.0/4.1とESXi 5.0/5.1/5.5、Citrix XenServer 5.6、Windows Server 2008 R2 Hyper-V(2.0)/2012 Hyper-V/2012 R2 Hyper-Vをサポートしている。