サイオステクノロジーは10月9日、オープンソースソフトウェア(OSS)のセキュリティ問題に対応する「サイオス OSSよろず相談室 セキュリティ診断サービス」の提供を開始した。税別費用は1システムあたり30万円から。
「Bash」シェルで発生した「Shellshock」、SSLのOSSライブラリである「OpenSSL」で発生した「Heartbleed」など、OSSに存在する脆弱性問題について同社への問い合わせや個別のサポート依頼が急増。特にシステムのセキュリティ診断、パッチの開発やインストールに対する要望が多く寄せられているという。
このニーズに応えるため、OSSよろず相談室の新たなメニューとして提供する。これまでは個別に対応していた。OSSで発生したクリティカルな脆弱性問題を調査、解析して対応方法を提示する。
OSSよろず相談室は2007年6月から提供している、OSSでの構築や運用に関する企業システム向け有償サポートサービス。80種類以上のOSSを対象とし、大手製造業や通信事業者などのバックエンドサポート契約をはじめ、多くの企業情報システム部門、システムインテグレーターでの採用実績があるという。