サイオス、OSSサポートサービスでAWS対応--サポートパックも提供

田中好伸 (編集部)

2013-07-29 14:52

 サイオステクノロジーはオープンソースソフトウェア(OSS)のサポートサービス「サイオス OSSよろず相談室」の対象環境にIaaS/PaaS「Amazon Web Services(AWS)」を加える。AWS上でOSSを利用する企業向けにOSSのサポートサービスを8月1日から提供する。

 サイオスは企業でのOSS採用増加とともに多様化するOSSに対応するため、2007年からOSSよろず相談室を提供している。これまでに80種以上のOSSをサポートしている。今回、OSSよろず相談室をAWSに対応させるとともに、AWS上で利用されるOSSの運用サポートサービスを「OSSよろずサポートパック for AWS」として販売する。

 OSSよろずサポートパック for AWSは、AWSのインスタンス数に応じてインスタンス単位で購入可能。サポート期間は6カ月と12カ月から選択できる。

 ウェブサーバの「Apache HTTPd」、アプリケーションサーバの「Apache Tomcat」、データベースの「PostgreSQL」、運用管理ツールの「Zabbix」など主要な20種類のOSSに対しては無制限に問い合わせできる。使用方法や設定方法、運用障害発生時の問題調査、回避策の提案などのサポートを受けられる。

対象OSS
ベースOSAmazon Linux、Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Ubuntu
サポート対象OSSApache httpd、Apache Tomcat、nginx、PostgreSQL、Postfix、Sendmail、Dovecot、Cyrus IMAP、OpenSSL、OpenSSH、BIND、ntpd、Samba、NFS、vsftpd、net-snmp、syslog-ng、rsyslog、Zabbix、Squid
OSSよろずサポートパック for AWS価格
サポート期間インスタンス数1インスタンスあたりの税別価格
6カ月1~91万8000円
10~241万5000円
25~491万2000円
50~要相談
12カ月1~93万2400円
10~242万7000円
25~492万1600円
50~要相談

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