米Gartnerは11月20日、2015年のフィットネス向けウェアラブルデバイスの出荷台数が6810万台と2014年の7000万台から一時的に減少するとの予測を発表した 。
減少の要因として、製品数はふえているものの、リストバンドや他のフィットネス向けウェアラブルモニタ、およびスマートウォッチが多機能化しており、機能性が重複しているなどお互いのニーズを食い合う可能性を指摘した。
Gartnerは、2018年から2020年にかけて、スマートリストバンドやフィットネス モニタの25%は、小売り以外のチャネルを介して購入されると予測している。
フィットネス向けウェアラブルデバイスの主要な形状の種類としては、スマートリストバンド、スポーツウォッチ、フィットネスモニタ、心拍計付き胸部ストラップ、スマート衣服の5つに分類している。
国内でも、フィットネス業界で、「認識コンピューティング(cognizant computing)」を取り入れたサービスやアプリケーションの導入により、目標達成までの経過に応じたアドバイスが可能となることを背景に、フィットネス向けウェアラブルモニタの活用はさらに定着していくと説明している。
スマートリストバンド、スポーツウォッチ、フィットネスモニタ、心拍計付き胸部ストラップ、スマート衣服に分類