Amazon Web Services(AWS)は今週、同社の企業向け新サービスの1つである「Amazon Zocalo」にいくつかの新機能を追加する予定だ。
まず、「iOS」機器および「Android」機器用のアプリを新たに提供し、企業で使用している既存の認証情報を使って利用できるようにするという。
また、ファイルのアップロードや同期、共有を行う際の容量上限をそれぞれ5テラバイトにまで引き上げ、デスクトップPCやモバイル機器からより大きなサイズのファイルの保存やアクセスを可能にするという。
数カ月間にわたる限定プレビュー版での公開を経て、8月に一般提供が開始されたZocaloは、GoogleやMicrosoft、Box、Dropboxといった他社の類似サービスに対して競争力を持つような価格で提供されている。
企業向けのクラウドストレージ/共有プラットフォームであるZocaloを使用することでユーザーは、複数バージョンのファイルを添付したメールを送らずとも、ファイルにコメントを付けたり、フィードバックのために共有したり、新たなバージョンをアップロードできるようになる。
さらにZocaloでは、最大50人までのユーザーが1人あたり200Gバイトを利用できるという30日間の無料試用期間が設定されている。この試用期間の終了後も同サービスを継続したい場合、1ユーザーあたり月額5ドルを支払うことで利用を続けられ、200Gバイトを超えるストレージを利用したい場合にはその容量に応じて追加料金を支払うことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。