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Docker、オーケストレーション用APIと「Docker Hub Enterprise」を発表

Toby Wolpe (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2014-12-05 10:44

 Dockerはアムステルダムで開催中のDockerCon EUで、オーケストレーションのための新たなツール群およびAPI群と、管理スイート「Docker Hub」のオンプレミス版を発表した。

 Dockerのオーケストレーション技術は、「Docker Machine」、「Docker Compose」、「Docker Swarm」の3つのオープンソースAPI群からなる。これらは、複数のコンテナからなる分散アプリケーションの作成と管理に関するさまざまな課題を取り扱うものだ。


DockerのCEO、Ben Golub氏
提供:Docker

 Docker Machineは、ノートPCやデータセンターに置かれているサーバ、パブリッククラウド上のクラウドインスタンスなどのあらゆるホストで、任意のDockerアプリケーションを実行することを可能にする。これを利用すれば、ローカル、リモートを問わず各ホスト上のすべてのコンテナを同じUIで管理することができる。

 Docker Swarmは、分散アプリケーションのためのリソースプールを作り、大量のサーバを1台のマシンとして扱うことを可能にするクラスタリングサービスだ。Swarm APIはプラガブルクラスタリングの実装をサポートしているため、ユーザーはオーケストレーションに「Mesosphere」などのスケーラビリティの高い製品を使用することもできる。

 第3の要素であるDocker Composeは、多数のコンテナからなる複雑な分散アプリケーションの作成を容易にするもの。同社によれば、これによりアプリケーションは完全にポータブルになるという。

 また、Docker Hub Enterpriseは、同社が6月にスタートした商用クラウドコマンドセンター「Docker Hub」のオンプレミス版で、Docker化されたコンポーネントのライブラリを作成するツールを提供するものだ。

 「この2つの発表は、どちらもマルチコンテナアプリケーションと深く関連している。Dockerがスタートしたとき、これが注目を浴びたのは、どこででも実行できる軽量なコンテナに、あらゆるLinuxアプリケーションやLinuxコンポーネントを収める方法を提供したためだ」とDockerの最高経営責任者(CEO)であるBen Golub氏は述べた。

 「その後さまざまなことが進化し、今では、コンテナに収められている複数のコンポーネントを縫い合わせ、多数のサーバで分散して実行することが求められている。1つまたは少数のコンテナ、サーバで始まったものが、大量のサーバ上にある多数のコンテナで動かすものになってきている。これらの製品は、これを実現する際に出てくる課題を解決するために設計されている」(Golub氏)

 すべてのDockerオーケストレーションサービスはアルファテストの段階だが、Docker MachineのAPIはすでに公開されている。これらは2015年の第2四半期に一般に提供される予定だ。Docker Hub Enterpriseは、2月にアーリーアクセスが開始される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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