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さくら情報システム、データベース設計ツールを用いたデータモデリングを採用

NO BUDGET

2015-01-30 12:04

 さくら情報システムは、自社の開発プロセス標準においてデータベース設計ツールを採用、データモデリングに活用して2件の金融系大規模案件を含む実績を挙げた。ツールを提供したエンバカデロ・テクノロジーズが1月28日、事例として公開した。

 さくら情報システムの顧客は、大量データを扱いつつ、高可用性が要求される金融系が中心。金融系システムを手掛けるに当たって同社が重要視する技術としては、例えば高可用性を実現するためクラスタ技術「Oracle RAC」(Oracle Real Application Clusters)の活用、Javaおよび.NETによるアプリケーション開発技術などがある。これらアプリケーション開発向けの技術やインフラ技術と並んで重要視するのがデータモデリングだという。

 2000年代の前半、ホストからオープンシステムへの移行、いわゆるレガシーマイグレーションの案件が多数発生し、RDB(リレーショナルデータベース)を基幹システム、大規模システムで本格活用する構築ニーズが高まった。

 同社では、この開発経験を今後のシステム開発に生かすため、開発現場で用いる「データベース設計開発ガイドライン」を2011年に作成、その成果を2013年に整備された新しい開発プロセス標準「Sakura-NAVI」に盛り込んでいる。ここに採用されたのが、エンバカデロ・テクノロジーズのデータベース設計ツール「ER/Studio Data Architect」。2014年現在、11部門28人のメンバーがデータモデリングに同ツールを活用しているという。


データベース設計・開発工程別作業マップ(エンバカデロ提供)

 開発プロセス標準の策定に関わった同社開発技術部 開発推進グループ長の森隆彦氏は、以下のようにコメントしている。

 「大量のビジネスデータを扱う以上、データの扱いはしっかりしないといけない。小規模システムはExcelを使ってデータモデルを設計している例が多かった。だが大規模システムのデータモデリングはER/Studio Data Architectでないと厳しい。テーブル数が300を超える規模になると、全体を見渡す上で専用ツールが欠かせない」

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