アップル、「iOS 8.2」でFREAK脆弱性を修正

Zack Whittaker (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2015-03-10 12:18

 Appleが米国時間3月9日にリリースしたモバイルOS「iOS 8.2」で、同社の各種製品に存在する「FREAK」と呼ばれる脆弱性が修正された。

 この脆弱性は、SSL接続やTLS接続による、広く利用されている暗号化されたネットワークに対し、攻撃者が中間者攻撃を仕掛けることを可能にするもの。

 MicrosoftやGoogleなど他の企業も、製品やサービスがこのバグの影響を受けている。

 Appleはアドバイザリノートで、この脆弱性が「iPhone 4S」以降の端末、「iPod touch」(第5世代以降)、「iPad 2」以降のモデルに影響するとしている。

 バグの影響を受けると考えられるユーザーは、クライアントチェック用ツールを利用できる。また、早めにiOS 8.2にアップグレードすべきだ。


提供:ZDNet/Apple

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. 開発

    「スピード感のある価値提供」と「高品質な製品」を両立させるテスト会社の使い方

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]