Amazon Web Services(AWS)は、モノのインターネット(IoT)プラットフォーム開発企業である2lemetryの買収により、IoT戦略における武器をひそかに強化した。
Amazon.comの広報担当者は米国時間3月12日、「われわれAmazonは2lemetryを買収したことを認める。また、2lemetryの顧客に対するサポートを継続していく」と米ZDNetに述べた。
2011年創業の2lemetryは、インターネットに接続された大量の機器と連携するシステムの開発に注力し、エンタープライズアプリケーション統合(EAI)ミドルウェアの「IoT版」だとするものを作り上げている。
買収の金銭的条件は明らかにされていない。
今日のクラウド企業やネットワークテクノロジ企業にとって、IoT関係の戦略はほぼ必須となっている。
AWSはほとんどの大規模クラウドプロバイダーの数歩先を進んでいるものの、競合他社は相次ぐ値下げ攻勢や、新たな独自機能の絶え間ない展開によって急速に追い上げてきている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。