クオリカとCA Technologiesは4月6日、サービス仮想化の分野で提携すると発表した。
クオリカのクラウド基盤から、CA Technologiesが販売するソフトウェアのテストを効率化するためのシミュレーター(サービス仮想化)である「CA Service Virtualization」を、月額サービスとして提供する「QTaaS(キュータース:Qualica Testing as a Service)」を、同日より提供する。利用料金は月額150万円(税別、利用期間は最低3カ月)から。
QTaaSによる仮想サービスの利用イメージ
クオリカは以前から、自社のシステムインテグレーションにCA Service Virtualizationを活用してきた。QTaaSは、このノウハウをサービス化し、クラウドサービスとして顧客に提供するもの。両社は今後、QTaaSの拡販を狙い、共同でマーケティング活動やお客様への提案活動を実施していくとしている。
QTaaSの特徴は以下の通り。
提供形態
- パブリッククラウドから仮想サービスを提供
- 仮想サービスの設計および実装作業
- 仮想サービスの利用に関する電話サポート
主なメリット
- サービスはクラウドから提供するため、ユーザー側に仮想サービスを使うためのハードウェア環境やインストール作業が不要
- ユーザーがアプリケーションのテストで必要となるテスト環境をクオリカが構築しQTaaSとして提供するため、ユーザー自身がツールを習得する必要はなく、すぐにテスト作業に利用することが可能
- 月額利用体系であるため、ユーザーが必要に応じ臨機応変に使用できる