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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

IT技術者のキャリア作り--トップを目指す人へのアドバイス

Mark Samuels (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2015-05-08 06:15

 最高情報責任者(CIO)としてのキャリアを開発する最善の方法は何だろうか。IT部門一筋でトップにまで上り詰めるべきか、それとも業務関連の分野を経験するべきか、はたまた最高データ責任者(CDO)やアナリスト、取締役会のアドバイザー、コンサルタント、暫定CIOをはじめとする他の最高責任者といった籍に身を置くことを検討するべきだろうか。

 米ZDNetは、テクノロジのリーダーというキャリアを開発する最善の方法に精通しているIT専門家たちから話を聞いた。こうした専門家たちの意見には、業務上の問題に対してより幅広く責任を負うという立場と、テクノロジがどのように組織を横断して価値をもたらすのかを定義するという立場の双方からのものが含まれている。


CIOとして大成するにはどうすればよいのだろうか?
提供:Shutterstock

データセンターから業務の現場に

 Top Right GroupのITディレクターであるSean Harley氏は、自身のこれまでのキャリアは主に3つの領域にまたがっていると語った。1つ目はIT運用でのキャリアと「継続的な運用の保証」であり、2つ目はシステムの管理と最適化であり、3つ目が企業戦略の責任を持つITディレクターの仕事だ。

 同氏は「さまざまな企業で多種多様な役割を果たしてきたことで、貴重な経験が得られた」と述べ、「ベンダーで働くという経験のなかで数多くのCIOと話をしてきた結果、業務が直面する幅広い問題に対する理解が進んだ。これが、ITディレクターという役割を果たしていくうえでの良い下地となった。業務上の難題を解決するためのテクノロジの使用方法について、全方位的な視点が得られたのだ」と続けた。

 Harley氏は、コンサルタント企業E&Yで情報セキュリティとアシュアランスを1年間担当した経験もある。同氏は「上級職の人々と接するのは本当にプラスになる」と述べ、「これによって多くの教訓が得られる」と続けた。また、Harley氏はコンシューマーアナリティクスの専門企業Sky IQをはじめとする複数の新興企業でも働いてきている。同氏によると「この種の新興企業に身を置くことで実際の市場の喧噪を体感できる」のだという。

 そしてHarley氏は、組織の頂点にいるITリーダーにとってさえも、自らを向上させるための学びの道に終わりはないということを認識している。同氏は「優れたCIOになるために、私自身ある種の段階でさらに多くの業務的な役割を果たす必要があるだろう」と述べるとともに、「テクノロジと業務の緊密な統合をITリーダーとして深く理解するうえで、最高執行責任者(COO)のような役職に身を置く必要があるのかもしれない」と述べた。

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