Microsoftが、「Windows」デスクトップ向けの次期「Office 2016」で導入を約束しているリアルタイムの共同編集機能をテスター向けに提供しようとしているようだ。
Microsoftは5月初め、Offie 2016でリアルタイム共同編集機能を導入すると述べていた。この機能は、5月に公開された最初のパブリックプレビューには含まれていなかった。
Microsoftは米国時間6月3日にブログを投稿したが、その後この記事は削除された。そこでMicrosoftは、リアルタイム共同編集の主要機能となるリアルタイムプレゼンス機能を「Word 2016」のテスター向けに提供すると記していた。共同編集機能のうち、リアルタイム入力はまだ提供されておらず、その後のテストビルドに含まれる予定だとしていた。
Microsoftによると、Windows版と「Mac」版の「Office 2016」の両プレビュープログラムについて、参加者の合計は100万人以上を数えるという。Microsoftが最初にMac版のパブリックプレビューをリリースしたのは3月のことだ。Mac版の商用提供は今夏を予定しており、Windows版は2015年中(私が聞いたところでは、秋の可能性が高いという)とMicrosoftは述べている。
プレビュープログラムのテスターはアップデートと機能を継続的に受け取ることができる。Office 2016には目立った新機能は多くないが、「Ribbon」インターフェイス上の新しい「Share(共有)」ボタンを利用した簡素化されたファイル共有機能、ドキュメントの文脈に沿った情報をBing検索から提供する「Insights for Office」(「Word」と「Outlook」で提供)などが予定されている。
Office 2016のプレビュープログラムはまだ参加者を募集している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。