マイクロソフト、「Spark for Azure HDInsight」のパブリックプレビュー版を公開

Andrew Brust (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2015-07-13 10:20

 Microsoftは米国時間7月10日、「Apache Hadoop」をベースにした同社のクラウドサービス「Azure HDInsight」上で「Apache Spark」を稼働させる、「Spark for Azure HDInsight」のパブリックプレビュー版を公開した。Spark for Azure HDInsightは、Sparkのダッシュボードで採用されているユーザーインターフェースを統合している。また、「Jupyter」や「Apache Zeppelin」のノートブックに対するサポートを組み込むとともに、ブラウザ環境からPythonやScalaの(それぞれの)コードを作成できるほか、Sparkのデータを操作したり、検索したり、可視化するためのSQLのクエリを発行できるようにもしている。


Spark for Azure HDInsightによるノートブックのサポート

 またMicrosoftは、同社の「Power BI」サービスとSpark for Azure HDInsightを直接統合し、7月24日から一般提供を開始すると同日付けで発表した。

 新たに提供されるPower BIでは、ユーザーはその他のデータサービスやクラウドサービスと同様にSpark for Azure HDInsightを選択し、データセットを作成できるようになる。


Power BIのデータソースとしてSpark for Azure HDInsightを利用

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]