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「Ubuntu Linux」、クラウド分野で高いシェアを維持

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2015-08-31 10:32

 パブリッククラウド上で最も人気があるOSは「Ubuntu Linux」だ。

 「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」上のOSを対象としたThe Cloud Marketの最新調査結果によると、Ubuntuのインスタンス数はおよそ13万5000あるという。2位はAmazon自身の「Linux Amazon Machine Image(Linux AMI)」の5万4000インスタンスだった。3位は大きく引き離されて「Windows」の1万7600インスタンス、4位と5位はそれぞれ、「CentOS」の8500インスタンス、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」の5600インスタンスである。


 全体像を把握するために、クラウド管理ツールのリーダー企業であるRightScaleの「2015 State of the Cloud Report」を参考にすると、AWSがパブリッククラウド市場の57%を占めており、2位の「Microsoft Azure」のIaaSは12%のシェアである。つまり、AWSのシェアの高さを見れば、クラウド上で最も人気のあるOSは間違いなくUbuntuであることが分かる。

 Ubuntuは「HP Cloud Services」上でも利用可能になっており、Microsoft Azure上でも2013年から利用可能だ。さらに、現在は「Google Cloud Platform」上でも利用できる。

 UbuntuのベンダーであるCanonicalは、プライベートなハイブリッドクラウド向けとして「OpenStack」に相当な力を入れている。同社は「Windows Server」をUbuntuのOpenStack上で稼働させるためにMicrosoftと提携し、「Oracle Linux」を「Canonical Distribution of Ubuntu OpenStack」上で稼働させるためにOracleと提携している。

 Ubuntuはパブリッククラウド上と同様に、OpenStackクラウド上でも優位に立っている。業務で使用されているOpenStackクラウドの53%ではUbuntuが稼働している。CentOSは大きく離されて29%だ。

 クラウド上のOSとしてLinuxに人気が集まる点に驚きはない。驚くべき点は、Ubuntuがクラウド上のLinux OSでトップの座に君臨しているという事実だ。

 Ubuntuは現在、クラウド上のOSとして圧倒的な地位を誇っている。デスクトップOSとしてのシェアも高いが、それはCanonicalが注力している領域ではなく、注力すべき領域でもない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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