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サンフランシスコ発--仮想化大手のVMwareが「Any App, Any Device」(あらゆるアプリ、あらゆる端末)戦略を積極的に推進している。当地で開催中の「VMWorld」で米国時間9月1日、この戦略を支える製品を発表した。
「モバイルクラウドがビジネスを変えている」とVMwareの最高経営責任者(CEO)Pat Gelsinger氏は述べる。「インターネット経済はさまざまな形でGDP成長に寄与している」(Gelsinger氏)
Gelsinger氏は、モバイル端末とアプリ向けのクラウドとデータ管理インフラを世界レベルで加速することが急務であるとした。調査によると、現在1人が所有するモバイル端末の平均台数は3台だが、2020年には倍増する見込みであるという。
VMwareは9月1日、多数の製品を発表しデモを行った。中心となるのは、アプリの配信とデバイス管理で統一された体験を提供する点にある。
同社は同日、最新の「Identity Manager」である「Identity Manager Advanced Edition」を発表した。業界初の「Identity-as-a-Service(IDaaS)」と銘打ち、エンタープライズ級のモバイル管理とセキュリティ機能を提供するものだ。
続いて、アプリの配信と仮想デスクトップインフラ(VDI)の「VMware Horizon 6.2」を発表した。Horizon 6.2は「Skype for Business」やNVIDIA の仮想化グラフィック処理ユニット「NVIDIA GRID」のサポートも含まれる。
Horizonはストレージ最適化を強化するほか、セキュリティレイヤでも連邦政府の規制遵守に加えて指紋認証が加わっている。
Skypeの統合は、VMwareとMicrosoftの協業の始まりとなる。2社は「Project A2」というイニシアチブを発表した。「Windows 10」の採用とWindows PCとアプリのアップグレードを加速するものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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