Dellは米国時間9月24日、スイッチと、アクセスノードを構成する新製品群とともに、データセンターと企業の間の接続を高性能化するためのネットワークアーキテクチャを発表した。
同社が発表したのは、「C9010 Network Director」というスイッチ製品と「C1048P Rapid Access Node」というアクセスノード製品だ。また、同社はデータセンター向けとして「S6100-ON」システムをリリースした。
データセンター向け機器を扱っている他の企業と同様に、Dellはデータセンターがコンバージドインフラに向かっているという現実に対応しようとしている。
以下は今回発表された製品の特徴だ。
- C9010 Network Directorは中規模から大規模の企業における社内環境での使用を想定した製品だ。このスイッチ製品にはソフトウェア定義ツールが含まれており、アクセスノードとして配備可能な同社の「Dell Networking N」シリーズ製品と統合できる。
- C9010 Network Directorは4000までの仮想ポートをサポートでき、10Gb Ethernetと40Gb Ethernetに対応しており、将来的には100Gb Ethernetにアップグレードできる。
- C1048P Rapid Access Nodeはスタンドアローンやスタックとして配備できる。このノードはC9010のスループットを最大限に引き出すことを念頭に置いて設計されている。C9010とC1048Pは10月に提供が開始される予定だ。
- S6100-ONラックスイッチは10Gb Ethernetから100Gb Ethernetまでのポート速度に対応でき、ビッグデータやクラウド、仮想化に関連した配備を念頭に置いて設計されている。このスイッチは2016年第1四半期に提供が開始される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。