ブイキューブは10月1日、ドローンを中心としたロボット関連事業を持つ子会社として、ブイキューブロボティクス・ジャパンを設立した。
ブイキューブロボティクス・ジャパン取締役 船津宏樹氏
これまでブイキューブでは、ドローンを中心としたロボティクス技術を提供するRapyuta Roboticsに対し1月に出資、2月に実証実験を公募するなどの取り組みがあった。これら実証実験を通じた顧客ニーズの把握や課題の洗い出しなどを進める中、ドローン関連の製品やサービス開発に関する意思決定の迅速化を図り、ブイキューブロボティクス・ジャパンとして子会社化することになった。
ブイキューブロボティクス・ジャパン取締役の船津宏樹氏は開発予定の製品やサービスとしてドローンにウェブ会議システムを搭載し、災害時にリアルタイムに映像を配信するサービスや、老朽化した橋梁などの状況を確認するインフラを点検できるサービスを挙げた。
一方、ブイキューブが持つビジュアルコミュニケーション技術を活用し、ドローンにとどまらずさまざまな分野におけるロボット関連ソリューション事業を展開していくとした。