日本MSが「Surface Pro 4」発表、ワークスタイル変革の象徴に - (page 3)

山口健太

2015-10-24 07:00


Surface Pro 4

Surface Pro 4タイプカバー(日本語配列)

 専用のキーボード「タイプカバー」も新しくなった。両端の余白を詰め、キーボードの横幅いっぱいにキーを配置した。トラックパッドの表面にはガラス素材を採用、バックライトも搭載する。Surface Pro 3のタイプカバーとも互換性を持たせた。なお、発表会では展示の都合で英語版のタイプカバーが並んだが、実際に国内発売されるものは日本語配列になる。

 米国ではトラックパッドの右隣に指紋センサーを搭載したタイプカバーも発表したが、日本での提供は見送った。指紋認証は利用できないが、Surface Pro 4は赤外線カメラを搭載しており、Windows Helloの顔認証に対応する。

 デスクトップ利用を想定して、オプションでドッキングステーション「Surface Dock」も提供する。Surface Pro 3用のオプションとは異なり、専用の「SurfaceConnect」端子に接続する方式に変更した。

 Surface Pro 4の法人向け税別価格は、第6世代Core m3プロセッサ、4GBメモリ、128GB SSDの最小構成モデルが11万1800円から。ただしCore m3プロセッサは省電力性を優先したモデルだ。標準的な性能のCore i5プロセッサ搭載モデルは4GBメモリ、128GB SSDの構成が12万6800円、8GBメモリ、256GB SSDの構成が16万6800円。いずれも11月12日の発売を予定する。

 ほかにも上位機としてCore i7プロセッサモデルを提供する。16GBメモリと512GB SSDの最上位モデルは27万6800円で、12月の発売を予定する。

 いずれも法人向けモデルにはMicrosoft Officeを搭載しない。一方、コンシューマ向けモデルは「Office Home and Business Premium プラス Office 365サービス」を同梱するため、法人向けの各モデルより1万3000円程度高い価格に設定されている。

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