ニフティは11月9日、中小企業向けのフルマネージド型拠点間VPNサービス「マネージドセキュリティVPN」を同日より提供すると発表した。費用は、ハブとしても使えるエントリーモデル「type-600」が初期費用7万円、月額2万円(いずれも税別)。
同サービスでは、企業のセキュリティやネットワーク上の課題を解消する機能と機器、運用・保守、技術サポートを24時間365日ワンストップで、月額課金形式にて提供する。
これまでにもニフティは、小型の専用機器をつなぐだけで簡単・安価にVPN環境を構築できる法人向けVPNサービス「シンプルVPN」を提供しているが、すでにVPNを構築済みの中小企業から「会社の成長に応じて機能を拡充していきたい」「ネットワーク設定や運用・管理を誰かに任せたい」「トラブル時にも安心できる保守サポートをしてほしい」といった要望が多く寄せられていた。
こうした要望に応えるのが今回のマネージドセキュリティVPNで、充実した基本サポートと拡張性のある機器、オプションの豊富さにより、システム担当者の負担を軽減し、効率的なネットワーク運用を実現するとしている。
「マネージドセキュリティVPN」(ニフティ提供)
基本サービスは、導入時の機器レンタル、セキュリティポリシー作成支援、機器初期設定と、導入後24時間365日の機器死活監視、設定変更、オンサイト保守。オプションサービスとしてファイアウォール、マルチホーミング、ホットスタンバイ、セカンドHQ、ウイルスプロテクション、URLフィルタ、IDS/ADSを提供する。
同サービスは、マネージドセキュリティサービスプロバイダーで、5100拠点以上への導入実績があるバリオセキュアからOEM供給を受けて提供するもの。