MicrosoftのWindows and Devices Groupでエグゼクティブバイスプレジデントを務めるTerry Myerson氏は、今日の「節目」に、Microsoftが「すべての規模の組織に対してWindows 10導入の開始を推奨できる」ようになると今週に入って電話インタビューで筆者に述べている。
現在、1億1000万台あるアクティブなWindows 10デバイスのうち、1200万台がWindows 10を搭載するビジネスPCだ。Microsoftの目標は、より多くの企業が今後1年程度でWindows 7(Windows XP、Windows Vista、Windows 8ももちろんのこと)からWindows 10に移行することだ。
Microsoftは、「Windows 10 Mobile」(やはりThreshold 2と呼ばれるBuild 10586であると考えられる)を搭載する新しい「Windows 10」携帯端末の提供を11月に開始し、既存のWindows Phoneユーザーに対してWindows 10 Mobileの提供を12月に開始すると述べている。
Windows 10の次期メジャーアップデートは「Redstone 1」という開発コード名で呼ばれている。「Windows Insider」のテスターらは、Redstone 1に搭載される機能のテストを今後数週間のうちに開始できるようになる。情報筋によると、Redstone 1のリリースは2016年6月を目標としているという。ただし、それまでの間、本日公開された11月のアップデートと同様に、複数のパッチや修正、Cumulative UpdateがWindows 10に対して提供されると考えられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。