MS、「Windows 10」初のメジャーアップデートを提供開始 - (page 2)

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2015-11-13 07:24

 MicrosoftのWindows and Devices Groupでエグゼクティブバイスプレジデントを務めるTerry Myerson氏は、今日の「節目」に、Microsoftが「すべての規模の組織に対してWindows 10導入の開始を推奨できる」ようになると今週に入って電話インタビューで筆者に述べている。

 現在、1億1000万台あるアクティブなWindows 10デバイスのうち、1200万台がWindows 10を搭載するビジネスPCだ。Microsoftの目標は、より多くの企業が今後1年程度でWindows 7(Windows XP、Windows Vista、Windows 8ももちろんのこと)からWindows 10に移行することだ。

 Microsoftは、「Windows 10 Mobile」(やはりThreshold 2と呼ばれるBuild 10586であると考えられる)を搭載する新しい「Windows 10」携帯端末の提供を11月に開始し、既存のWindows Phoneユーザーに対してWindows 10 Mobileの提供を12月に開始すると述べている。

 Windows 10の次期メジャーアップデートは「Redstone 1」という開発コード名で呼ばれている。「Windows Insider」のテスターらは、Redstone 1に搭載される機能のテストを今後数週間のうちに開始できるようになる。情報筋によると、Redstone 1のリリースは2016年6月を目標としているという。ただし、それまでの間、本日公開された11月のアップデートと同様に、複数のパッチや修正、Cumulative UpdateがWindows 10に対して提供されると考えられる。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]