編集部からのお知らせ
オススメ記事選集PDF:MAツールのいま
「これからの企業IT」の記事はこちら
情シスから始まるデータ分析

データ分析にはどのようなツールが必要なのか--エンジニア編(前編) - (page 4)

戸嶋龍哉

2015-12-10 07:00

Python

 次に紹介するプログラミング言語はPythonである。情シス側がマーケティング部門の裏方として各種データを加工し処理を実装する際、Pythonが使えればデータ加工から視覚化まで分析業務に必要な各種処理にほぼ対応可能である。筆者おすすめのプログラミング言語でもある。

 Python数値計算、機械学習、自然言語処理などのライブラリサンプルコードが充実しており、最新のアルゴリズムもPythonから利用するためのライブラリが早い段階で提供されることが多い。Pythonは現在メジャーバージョンの移行期であり、2系と3系でそれぞれ仕様が一部異なる。安定性を求めるならまだ2系を選択すべきだが、分析業務に使用するライブラリが全て3系に対応していれば、最初から3系を選択するのもよい。

 Pythonで分析の際に役立つライブラリを紹介しよう。まずは数値計算について。次の表に示したライブラリを用いることで、Pythonデフォルトよりも高速かつ楽に各種データを扱える。

Pythonにおける数値計算ライブラリ
ライブラリ名詳細
NumPyベクトル・行列演算のための数値計算ライブラリ
SciPy線形代数演算、統計と乱数、補間、信号解析など科学計算を行うためのライブラリ
Pandas統計計算のための各種処理や行列データ構造を扱うライブラリ。裏側でNumPyやSciPyを利用しているので、高速かつデータの取扱が楽。Rにおけるデータフレームによる処理と近い感覚で取り扱える

 また、回帰、分類、クラスタリングなどの際に便利な「scikit-learn」と呼ばれるライブラリがある。Rで紹介した回帰、分類、クラスタリングは基本的にこのライブラリ一つで実現可能だ。一度このライブラリの使い方を覚えてしまえば、他の類似手法も容易に試せるので、扱いに慣れておくとよいだろう。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法

  2. クラウドコンピューティング

    AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド

  3. セキュリティ

    Zero Trust Workbook--ゼロ トラストの先にある世界を知るためのガイダンス

  4. セキュリティ

    「ゼロトラスト」時代のネットワークセキュリティの思わぬ落とし穴に注意せよ

  5. クラウドコンピューティング

    データ駆動型の組織でビジネスの俊敏性を実現するには?戦略的な意思決定とイノベーションを両立へ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]