Theatroは音声で制御できるウェアラブルデバイスを販売する企業だ。同社はアウトドア商品の小売店Cabela'sに、無線機の代替となるウェアラブルデバイスを提供した。このデバイスを使用することで、店内での人員配置、在庫確認、アナリティクスなどの機能を利用できる。
Zebra Technologiesは、Atmelの技術を利用したスマート冷蔵ツールのリファレンスデザインのデモを行った。これを利用したスマート冷蔵庫は、センサを使用して庫内温度を監視し、アナリティクスのためにクラウドやモノのインターネットと接続する。
NCRは最新のセルフレジシステムを発表した。注目すべきは「ScanWatch」と呼ばれる、レジで会計をする際に商品を別の物に見せかけようとする顧客を発見するソフトウェアだ。このソフトウェアは、客が袋の中のワインボトルと安い商品(バナナなど)を取り換えようとすると、係の店員に警告メッセージを送信する。その後、メッセージを受信した店員が袋の中に何が入っていたかを確かめることで、スーパーの損失を食い止めるようになっている。
Apex Supply Chain Technologiesは、従来よりも1区画が大きい新型ロッカーを発表した。ロッカーを使った商品受け取りシステムは、小売店で店舗受け取りサービスが始まったことで、一般的になってきている。このスマートロッカーには、在庫の追跡機能とアナリティクスの機能が付いている。
Fujitsu Frontech North Americaは、衣服に縫い込むことができ、ライフサイクルを通じて製品を追跡できるようにする新しいRFIDタグを披露した。このRFIDタグは目に付きにくく、透明で、偽造を防ぐことができる。この新型RFIDタグは、第1四半期中に発売される予定だ。

同社はまた、複数のPOSシステムやレジを発表すると同時に、Microsoftのスマートバンド「Band 2」を小売店で利用するソリューションのデモも行った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。