IBMは米国時間2月2日、ドイツのベルリンに拠点を置くクリエイティブデジタル企業Apertoの買収に合意したことを発表した。金銭的条件は明らかにされていない。
IBMはApertoの買収により、デザイン部門である「IBM Interactive Experience」(IBM iX)を強化する計画だと述べている。同部門は企業に対して、コマースやモバイル、ウェアラブルといったプラットフォーム向けの戦略や分析、システムインテグレーションなどを含む幅広いクリエイティブサービスを提供している。
Apertoはデジタルデザイン分野で20年にわたって活発な事業を展開してきており、IBMは今回の買収によってAirbus GroupやVolkswagen、Siemensを含む欧州の顧客を手に入れることになる。なお、IBMは2016年第1四半期中に完了を予定している。買収の後も、Apertoの300人以上の従業員を雇用し続ける計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。