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NEC、カンボジアで医療施設向けクラウド型問診サービス--多言語に対応

NO BUDGET

2016-02-05 10:12

 カンボジアで2016年度に開業予定の日本式医療施設、Sunrise Japan Hospital Phnom Penh(SJH)は、カンボジアの公用語であるクメール語に加え、英語と日本語に対応する多言語対応クラウド型問診サービスを導入する。サービスを受注したNECが2月3日に発表した。


Sunrise Japan Hospital Phnom Penh(SHS提供)

 カンボジアは政治的安定の達成と国を挙げた経済成長政策により、近年は高い経済成長を遂げている。だが、年間20万人を超える患者が周辺諸国へ流出するなど、医療インフラの整備が課題となっている。

 SJHは、医療法人社団KNIの北原茂実理事長が推進する日本の医療を輸出産業に育てる取り組み。また、日本政府が推進する日本医療の国際展開の1つとして位置づけられている。日揮と産業革新機構、KNIの関連会社であるKitahara Medical Strategies International(KMSI)の3社が出資する現地法人であるSunrise Healthcare Service(SHS)により、カンボジアの医療サービスレベルの向上に寄与すべく首都プノンペンに設立される。

 SJHでは救命救急センターを中心に脳神経外科や健康診断などの高品質な日本式医療サービスを提供する予定で、同時にカンボジア人の医療従事者への教育を通じて、高い水準の医療サービスを継続的に提供できる体制の確立を目指している。

 NECは、SJHで利用される多言語対応クラウド型問診サービスをKMSIから受注した。このサービスは多言語語に対応し、患者の自覚症状や生活歴、既往歴などの問診情報を、タブレットを用いて患者もしくは看護師などから正確に漏れなく収集するためのもの。患者や看護師がタブレット画面上で、自覚症状や生活歴、既往歴などの情報をナビゲーションに従って入力することで問診が完了する仕組みである。


症状入力画面イメージ(クメール語、英語、日本語)

 問診では英語、日本語、クメール語で表示できるため、患者からの情報収集や、カンボジアと日本の医療スタッフ間での連携などにおいて、スムーズなコミュニケーションを実現する。さらに収集した問診情報を分析し、この後に行うべき処置や検査の候補を表示して、医師の所見入力をサポートするなど適切な診断を支援する。

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