NTTデータは2月17日、金融機関向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」に税公金支払い機能を追加し、提供を開始したと発表した。最初のユーザーは西日本シティ銀行で、2月22日から提供する。
新機能は、アプリ利用者が税公金などの納付書に印刷されたコンビニ収納用バーコードをスマートフォンアプリで読み取り、簡単な操作で支払えるようにするもの。
金融機関の顧客は、この機能を利用することで金融機関窓口やコンビニなどに行くことなく、税公金の支払いができる。また、同アプリはインターネットバンキングの契約が不要なため、アプリから必要情報を登録することですぐに利用できる。
金融機関はこのサービスを導入することで、窓口業務の負担軽減による事務効率化を図れる。利便性の高い支払い方法を追加し、多様化させることで、税金の納付率や地域住民サービスの向上に寄与することも期待できるとしている。
NTTデータは、金融機関が個別に開発することなく、安価で短期間にスマートフォンアプリを提供できるよう「アプリバンキング」の提供を2015年3月に開始した。