Cisco Systemsは非公開企業のSynataを買収したと発表した。Synataはクラウドベースのコラボレーションサービス「Cisco Spark」向けの検索ツールを強化する技術を有している。
買収条件は非公開。
Synataの技術は、顧客がオンプレミスとクラウドのアプリケーションを1カ所から検索できるようにするもの。SynataはCiscoのコラボレーションクラウド上で稼働するCisco Sparkに統合される。Ciscoのコラボレーション部門は、Collaborate.com、Assemblag、 Tropo、Acanoなどの買収により拡大している。
Cisco Sparkは、複数の手段を通じて顧客とつながりたい企業を狙いとする。
Ciscoはコラボレーションのポートフォリオを強化するためのイノベーションに向けたファンドも設立している。
Synataの現行のサービスや開発は、買収に先立つ米国時間3月6日で終了した。Synataの最高経営責任者(CEO)であるPat White氏はこう述べた。
Synataの全アカウントは閉鎖され、恒久的にアクセス不可となった。当社は全サービスを終了し、顧客の検索インデックスを安全に削除した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。