ストレージクラフト テクノロジーは3月10日、Windows/Linuxの混在環境向けバックアップソフトウェア「StorageCraft ShadowProtect SPX」のライセンス提供形態にCPUのソケット単位でライセンス課金する「ソケット単位ライセンス」を追加した。
ShadowProtect SPXはこれまで、バックアップやレプリケーションの対象となる仮想マシン単位のライセンスで提供。新たなライセンス形態ではvSphereやHyper-Vの仮想環境の物理ホストサーバにあるCPUのソケット数に基づいてライセンスを購入できる。
ソケット単位ライセンスでは、ライセンスの対象となったソケットに対する仮想マシンの数に制限はなく、ShadowProtect SPXのライセンス数を気にすることなく必要なだけ仮想マシンを追加できる。価格プランはEssentialsとStandardの2つのエディションで構成されている。
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Essentialsは、6ソケット以下の仮想環境を利用しているユーザーを対象とした、2ソケットバンドルの2ライセンスパックとなる低価格パッケージ。6ソケット分まで追加購入が可能。税別標準価格は17万1300円。
Standardは、7ソケット以上の仮想環境を利用しているユーザーを対象としたプラン。ソケット単位でライセンスを購入するだけで、クラス最高とする保護、柔軟性の向上を確保でき、全体的な総所有コストを削減できると説明。Standardのソケット単位ライセンスの購入数に制限はなく、保護可能な仮想マシンの数も無制限。税別標準価格は18万2100円。
ライセンスのオプションとして仮想ゲスト単位でのライセンス購入パッケージも引き続き購入できる。1パック、3パック、そして新しく追加された10パックの3種類のパッケージから購入できる。