ストレージクラフト、バックアップソフトにソケット単位ライセンスを追加

NO BUDGET

2016-03-14 11:36

 ストレージクラフト テクノロジーは3月10日、Windows/Linuxの混在環境向けバックアップソフトウェア「StorageCraft ShadowProtect SPX」のライセンス提供形態にCPUのソケット単位でライセンス課金する「ソケット単位ライセンス」を追加した。

 ShadowProtect SPXはこれまで、バックアップやレプリケーションの対象となる仮想マシン単位のライセンスで提供。新たなライセンス形態ではvSphereやHyper-Vの仮想環境の物理ホストサーバにあるCPUのソケット数に基づいてライセンスを購入できる。

 ソケット単位ライセンスでは、ライセンスの対象となったソケットに対する仮想マシンの数に制限はなく、ShadowProtect SPXのライセンス数を気にすることなく必要なだけ仮想マシンを追加できる。価格プランはEssentialsとStandardの2つのエディションで構成されている。

 Essentialsは、6ソケット以下の仮想環境を利用しているユーザーを対象とした、2ソケットバンドルの2ライセンスパックとなる低価格パッケージ。6ソケット分まで追加購入が可能。税別標準価格は17万1300円。

 Standardは、7ソケット以上の仮想環境を利用しているユーザーを対象としたプラン。ソケット単位でライセンスを購入するだけで、クラス最高とする保護、柔軟性の向上を確保でき、全体的な総所有コストを削減できると説明。Standardのソケット単位ライセンスの購入数に制限はなく、保護可能な仮想マシンの数も無制限。税別標準価格は18万2100円。

 ライセンスのオプションとして仮想ゲスト単位でのライセンス購入パッケージも引き続き購入できる。1パック、3パック、そして新しく追加された10パックの3種類のパッケージから購入できる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]