MSYS、本社電話をIP-PBXに刷新--モバイル端末を内線電話に、UCも活用へ

NO BUDGET 2016年07月12日 10時51分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 丸紅情報システムズ(MSYS)は、本社の電話システムをIPベースで刷新するとともにモバイル端末をFMC(Fixed Mobile Convergence)で内線化し、ロケーションに依存しない顧客対応を実現した。日本アバイアが7月7日に発表した。

 MSYSは5月初旬、新しいオフィスに本社を移転しており、今回の導入は、この移転に際して検討されたものだった。旧オフィスは、営業担当者の各机に固定電話が割り当てられていたが、営業担当者は外出が多いため、ほとんど利用されていなかったという。こうした観点から複数のシステムを比較検討し、IP-PBXとユニファイドコミュニケーション(UC)の機能をまとめて提供する「Avaya Office」の採用を1月末に決定した。

 選定の理由として、モバイル端末との連携性の高さ、大阪と名古屋のオフィスの電話システムとの連携、クラウドベースの拡張性や使いやすさ、組織変更に容易に対応できる柔軟性などを挙げている。営業担当者が持ち歩くモバイル端末を内線電話として利用できる機能、外部からかかってくる電話を転送できる機能、商談中など電話に出られない場合にボイスメールが残せる仕組みなども評価されたという。

TechRepublic Japan関連記事

 Avaya Officeは、PBXに詳しい技術者が不要となり、簡単な設定変更であればブラウザから数分でできる。そのため運用がシンプルになり、これまで外部の専門業者に依頼していた運用コストも不要となった。導入コストも削減できたことから、MSYSの試算によると、5年間の維持管理コストは他社システムの2分の1から3分の1ほどになったという。

 1台のモバイル端末で外線と内線に対応し、また携帯番号も対応できるようになり、作業効率が大幅に向上したと説明。Avaya Officeは音声に特化したプロトコルを用いているため、IPベースでもデジタル電話と遜色のない高音質としている。

 現在は通信事業者のFMCサービスを利用しているが、今後、Avaya one-X Mobileのアプリケーションを導入し、無線LANに接続することでさらなるコスト効果を期待している。Avaya製品の強みでもあるUC機能を活用して、会議システムなどと連携することで出張や移動のためのコストの削減や迅速な意思決定など、さらなる効果を期待している。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

連載

CIO
デジタル“失敗学”
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]