Hewlett Packard Enterprise(HPE)が同社のソフトウェア事業をプライベートエクイティ(PE)ファンドのThoma Bravoに売却する方向で交渉中だという。Reutersが報じた。
Reutersによると、HPEはソフトウェア資産の売却によって最大100億ドルを手にできると期待しているという。これらのソフトウェアには「Vertica」や「ArcSight」、AutonomyやMercury Interactiveの買収によって得た製品が含まれる。
HPEのソフトウェア資産に対してさらなる高額を提示する企業が他に現れる可能性もある。Reutersによると、既に投資銀行のGoldman Sachs Groupが75億ドルという金額を提示しており、その他にもVista Equity PartnersやCarlyle Group、TPG Capitalが買収額を提示しているという。
HPEのソフトウェア事業の売上高は、企業におけるクラウド利用が増えていることを受け、Hewlett-Packard(HP)からの分社化以降、すべての四半期で減少を記録している。2015会計年度のソフトウェア事業部門の純収入は前年の39億ドルから36億ドルに減少している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。