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ビズリーチは9月14日、同社が運営する転職サイト「ビズリーチ」において、とっとりプロフェッショナル人材戦略拠点(鳥取県プロ人材拠点)と共に鳥取県に本社を置く企業の合同公募を同日より開始したと発表した。ビズリーチのサイト上に特設ページを開設し、10月23日まで募集を行うほか、「鳥取県の仕事と暮らしを体感するツアー」を10月15~16日に開催し、首都圏の人材20人を無料で招待するという。3組限定で家族の旅費も無料で提供する。
内閣府は国の地方創生政策の一環として、東京と沖縄を除く45道府県に拠点を開設し、各拠点長がコーディネーター役として、地域企業が「攻めの経営」へと転換し、推進していくためのプロフェッショナル人材の採用をサポートする「プロフェッショナル人材事業」を開始している。
鳥取県プロ人材拠点は、この国の事業の委託を受けて鳥取県が開設したもので、今回はビズリーチの特設サイトを通じて「鳥取県企業合同公募企画」を実施する。
参加企業および募集ポジション名は以下の通り(企業名五十音順)。
一方、ビズリーチが首都圏在住の会員に対して行ったアンケートの結果、約7割が「やりがいがあれば地方転職を前向きに検討する」と回答している一方、地方転職について「家族の賛成が得られないのではないか」という懸念が多く上げられていたという。そこで今回、とっとりプロフェッショナル人材戦略拠点や地域の民間企業と連携し、仕事だけではなく現地の暮らしも体感できるツアーを企画することにしたとのこと。
このツアーを通じて、人材を公募する企業のオフィスの見学や社員との交流を行うことで、参加者は社風を肌で感じたり、U/Iターン転職の悩みなどをその場で解消できるほか、企業との面談会も実施するため、自分の意志を直接語り希望の企業があれば選考に進むことが可能という。
ビズリーチ 地方創生支援室 チーフプロデューサー 加瀬澤良年氏は、「地方でもグローバルに製品やサービスを展開したい企業が増えており、プロフェッショナル人材が求められている。その地方ならでは特色や強みを伴った求人であれば応募が集まりやすい」と説明。例えば北九州市のロボット開発を手がけるリーフは、鉄鋼業が中心だった北九州市の産業が衰退し、高齢者の増加した現状を改善するようなプロダクトを開発できるエンジニアを募集。ユニークな求人だったため従業員の獲得に成功したという。
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