オンライン学習プラットフォーム「Lynda.com」は、アカウント所有者の連絡先情報や学習データ、閲覧したコースを含むデータベースが先頃第三者による不正アクセスを受けたことについて、950万人のユーザーへの通知を開始した。
LinkedIn傘下(今はMicrosoft傘下)のLynda.comによると、今回の不正なデータアクセスでパスワードが流出したことを示す証拠はないという。しかし、LinkedInの広報担当者は米ZDNetに対し、予防策として約5万5000人のLynda.comユーザーのパスワードをリセットしたと伝えた。
この広報担当者は何らかのデータが公開された痕跡はないとしつつ、LinkedInは「Lynda.comのアカウントのセキュリティを強化するため、さらなる対策を講じた」と述べた。
「当社がこの問題について通知しているのは、万全を期すためだ。特定のアカウントがアクセスを受けたことや何らかのデータが公開されたことを示す痕跡はないが、予防策として通知した方がいいと判断した」(Lynda.com)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。