米国Packet Hostとソフトバンクは12月16日、Packetによるベアメタルクラウドサービスの国内提供を発表した。Packetに出資するソフトバンクは、日本市場への事業展開を全面支援していく。
Packetのベアメタルクラウドサービスは、専用サイトからの申し込みから10分以内に利用者の専用サーバが構築され、好きなときに好きなだけ専用の物理サーバを利用できる。「高性能なサーバ環境でインターネットコンテンツの稼働を短期間でテストしたい」「期間限定でキャンペーンを実施する際のプラットフォーム構築を速やかに実現したい」といったニーズに応える。
初期費用は一切必要なく、1時間あたり85円、1時間のコアあたり利用料は1円以下という価格帯。従来のサーバ製品群を活用した場合に比べて、およそ10分の1のコスト削減につながるとしている。
英国ARMのライセンス製品である「ARMv8-A」アーキテクチャが搭載されたサーバを導入している。64bitのARMサーバで48コアの米国Cavium製「ThunderX」プロセッサを2基搭載している。
すでに米国で提供を開始しており、2週間で400社を超える利用実績がある。