アシストは1月23日、情報活用を高速化するDWHとオペレーショナルBI(ビジネスインテリジェンス)の一体型ソリューション「WebFOCUS TurboV」に、セキュリティと運用性に優れたアマゾンウェブサービス(AWS)を組み合わせた新サービス「アシストTシャツモデル for WebFOCUS TurboV」の提供を同日より開始すると発表した。
提供モデルのシステム構成イメージ
アシストでは、2015年9月にリリースした「アシストTシャツモデル for Qlik」を皮切りに、オリジナルソリューション「アシストTシャツモデル」の拡充を進めている。Tシャツのサイズを選ぶような感覚で自社のニーズに適したサイズを選択することで、サイジングや調達に時間をかけることなく短期間で利用を開始できる。今回の新サービスは、2016年8月リリースの「アシストTシャツモデル for Vertica」に続く3種類目となる。
「アシストTシャツモデル for WebFOCUS TurboV」は、BIプラットフォーム「WebFOCUS」(開発元:Information Builders)と高速分析用データベース「HPE Vertica」(開発元:Hewlett Packard Enterprise)をオールインワンで提供する情報活用高速化ソリューション「WebFOCUS TurboV」を、AWS上で活用するサービス。
自社のニーズに適したサイズを選択するだけで、すぐにWebFOCUS TurboVを利用できる。WebFOCUS TurboVは「高速な処理性能」「開発コストの低減」「柔軟なBI基盤」という3つの特徴を持つ。柔軟で安定したBI基盤と高いコストパフォーマンスを実現するという。
同サービスでは、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)インスタンスのスペックが異なるモデルとして、WebFOCUSはS/M/Lの3モデル、HPE VerticaはXS/S/M/Lサイズの4モデルを用意。さらに、WebFOCUSとHPE Verticaのノウハウがあるアシストと、AWSインフラのサポート実績が豊富なJIG-SAWが的確に支援することで、顧客が安心して利用できる環境を提供すると強調している。
主な特徴は以下の通り。
・WebFOCUSおよびHPE VerticaとAWSのエキスパートによるサポート
WebFOCUSおよびHPE Verticaのエキスパートであるアシストと、AWSインフラのエキスパートであるAPNパートナーが、スピーディかつ安心なサポートを提供。
・インフラ設計、管理が不要
ハードウェアを自前で用意したり設計/管理することなく、モデルを選択するだけですぐにWebFOCUS TurboVの利用を開始できる。
・スピード
あらかじめ用意されたモデルを選択して申し込むだけなので、インフラの検討/契約/設置などにかかる時間とコストを大幅に削減できる。
・スケールアップ、スケールアウトが容易
将来を見越したインフラ投資は不要。必要なタイミングで、柔軟なスケールアップ/スケールアウトが可能。
アシストでは、今後も顧客のシステムの「AWS化」に関する障壁を排除し、推奨構成を提供するとしている。