シスコシステムズは4月21日、情報セキュリティ人材の育成を目的する「サイバーセキュリティ スカラシップ」プログラムと、これを運営する「サイバーセキュリティ 人材育成コンソーシアム」の設立を発表した。
同プログラムは、サイバーセキュリティの基礎知識を学ぶ入門コース、職務への知識とスキルを学ぶ基礎コース、実践的な対策や解析手法を学ぶ応用コースで構成され、自己学習や研修、ハンズオントレーニングなどを行う。
成績優秀者に海外でのインターンシップと、インターンシップ終了後の雇用の機会を提供し、同社も積極的に採用する方針。またサイバーセキュリティ分野のインストラクターも育成し、労働環境や時間に制約のあるエンジニアなどがインストラクターとしてキャリアを形成できる機会を提供していくという。
プログラムの運営母体となるコンソーシアムには、同社のほか複数の企業や学校・学術団体、セキュリティ機関などがボードメンバーとして参画。カリキュラムの開発や機材・受講環境の提供、インターンシップや雇用機会の提供にあたる。