編集部からのお知らせ
解説:1st ? 2nd ? 3rd ? データ活用での選択
セキュリティの懸念高まる産業用制御機器
座談会@ZDNet

FinTech進展のカギはテクノロジより信頼関係:座談会(5)

山田竜司 (編集部) 飯田樹

2017-06-15 07:00

 金融(Finance)とテクノロジ(Technology)の造語であるFintech。2015年にはメガバンクグループでFintech専門組織の設立が相次ぎ、Fintech協会も設立された。2016年には金融庁を中心とした法制度の整備が進んだことも記憶に新しい。Fintechに対して、金融の現場ではどのような取り組みがされており、どこに向かっているのか、5人の識者が語る。参加者は以下のとおり。

参加者(自己紹介順)

  • 藤井達人(三菱UFJフィナンシャル・グループデジタルイノベーション推進部シニアアナリスト)
  • 大久保光伸(みずほフィナンシャルグループデジタルイノベーション部シニアデジタルストラテジスト)
  • 平手佑季(三井住友フィナンシャルグループ ITイノベーション推進部部長代理)
  • 大平貴久(トーマツベンチャーサポートアドバイザリーサービス事業部 FinTechリーダー)
  • 落合孝文(渥美坂井法律事務所・外国法共同事業パートナー弁護士)

銀行業務とブロックチェーン


三井住友フィナンシャルグループ ITイノベーション推進部部長代理 平手佑季氏

 落合氏:では、非中央集権ネットワークにより、データの破壊や改ざんを困難にするテクノロジである「ブロックチェーン」について。まず藤井さん、簡単に解説をお願いします。

 藤井氏:2016年からブロックチェーンの実証実験がたくさん行なわれていますが、「そもそもブロックチェーンを使う必要があるのか」という意見も聞かれるようになりました。

 ブロックチェーンを使うことが目的化してしまっているケースもあります。どのようなアプリケーションやビジネス領域がブロックチェーンに適しているのかを見極める必要があります。

 われわれがシンガポールでやっている小切手の電子化を対象にしたブロックチェーン技術の実証実験は、今まで紙でやっていたものをブロックチェーンに乗せて、低コストで便利にするという点で良いユースケースだと思っています。

 また、MUFGコインの取り組みも、分散合意形成の特徴を生かせると思っています。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]