Dell EMCは、第14世代の「Dell EMC PowerEdge」サーバに対応した、多数の新しいソフトウェア定義ストレージ(SDS)製品を発表した。
米国時間5月8日、ラスベガスで開催中の年次イベント「Dell EMC World」では、同社の製品「ScaleIO」「Elastic Cloud Storage(ECS)」「IsilonSD Edge」のアップデートや、IoTデバイスからの大容量ストリームを処理するソリューション「Project Nautilus」が披露されたほか、「Ready Nodes」シリーズの拡大が発表された。
ソフトウェア定義ブロックストレージソリューションであるScaleIOには、インライン圧縮、強化されたスナップショット機能、より粒度の細かいシンプロビジョニングなどの機能が追加される。NVMeフラッシュドライブを搭載した第14世代PowerEdgeサーバを使用した場合には、性能と遅延も改善される。
同社のオブジェクトストレージプラットフォームであるECSに関しては、エンタープライズ向けの強化されたデータ保護機能と管理機能を備えた「ECS.Next」と、顧客がハイブリッドクラウドモデルで「Virtustream」のデータセンターでホストされたECSを利用できる「ECS Dedicated Cloud Service」が発表された。
IsilonSD Edgeは、1台の第14世代PowerEdgeサーバにデプロイ可能になるほか、「VMware vSphere 6.5」への対応や、ScaleIOや「VMware vSAN」などの仮想ストレージプラットフォームを使用したデプロイメントをサポートしたアップデートが提供される。
またDell EMCは、大容量IoTデータストリームの保存と分析のためのソフトウェア定義ソリューションであるProject Nautilusをお披露目した。
Project NautilusはECSやIsilonと組み合わせて使用できるように設計されており、同社の非構造化ストレージプラットフォームに、リアルタイムでデータストリームを処理する機能を提供する。
Dell EMCは、データセンター製品を刷新した一方で、オールフラッシュストレージ製品のポートフォリオにも新製品を多数発表している。
オールフラッシュ製品ファミリの「VMAX」に追加された新製品「VMAX 950F」には、最新のIntel製プロセッサが搭載され、先代モデルよりも性能が68%向上したほか、応答時間も30%改善した。
また、「XtremIO X2」も発表された。この新モデルは、ハードウェアの性能が向上する一方で、価格は大幅に下がる。
「Dell EMC Unity」にも、4つのオールフラッシュモデル(350F、450F、550F、650F)が発表された。これらのモデルは、最大500Tバイトの実効ストレージ容量を持っている。
このイベントでは、「SC4020」の後継モデルにあたる「SC5020」や、スケールアウトNASである「Isilon」の新モデルも発表されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。